ボディラインをスッキリさせる

スッキリとしたボディラインの最大の敵はむくみと身体のゆがみだと言えます。リンパとツボに働きかける正しいセルフケアで美しくハリのある肌や、スッキリとしたボディラインを目指しましょう。という事で美容とダイエットに着目してツボ押し・リンパマッサージをご紹介していこうと思います。

とりわけ今回は小顔づくりに効果のあるツボをご紹介します。

小ぶりでキュッと引き締まった「小顔」は女性のあこがれと言えます。私たちが「小顔」と呼ぶのは、ハリがあってむくみの無い顔の事です。顎から頬にかけてのフェイスラインが気になっているという方は、顔に出たむくみを取り除いていきましょう。

フェイスラインをスッキリさせてくれる、首にあるツボを2つご紹介します。

まずは「天窓(てんそう)」と呼ばれるツボ。

顔や頭の血行を良くし、むくみを解消してくれるツボです。耳の下から首筋へ走る胸鎖乳突筋の後ろ側、高さはのどぼとけのラインです。胸鎖乳突筋は首を横に向けた時に出てくる太く大きな首筋の筋肉です。人差し指の腹をツボに当て、筋肉のキワから指を潜らせるように押すのがポイントです。じんわりと3~5回ほど押しましょう。

もう1つは「天容(てんよう)」というツボ。

先ほどの天窓からも近い位置にあるのですが、天容は胸鎖乳突筋の前側のキワ、下あごのエラの下辺りにあります。人差し指を使ってツボにあるくぼみに指を押し込むようにしましょう。左右同時に3~5回押しましょう。天容のツボは、顔のむくみをはじめ、自律神経の乱れも調整してくれます。どちらも見つけやすく、手軽に押せるツボになります。

起きて身だしなみを整える際、或いは就寝前など、ぜひ毎日行いましょう。

全身の神経やリンパを整えることで、首こりや肩こりといった現代人のお悩みも解消できるかもしれません。

                              

小顔になりたい方へ

朝起きた時に顔がむくんでいるのは何故でしょう。

それは、リンパが停滞しているから。睡眠中はリンパが正常に代謝されにくい為、老廃物や水分が皮膚の下に溜まった状態となってしまうのです。

むくんでいる顔には「顔から鎖骨のリンパマッサージ」が効果的です。

皮膚の下にたかった老廃物や水分をマッサージで排出しましょう。まずご紹介したいのが「小顔に即効リンパマッサージ」です。まずは両方の鎖骨を優しくこするようにマッサージします。

鎖骨はリンパの合流点になりますので、まずはここのリンパの流れを良くしておきます。続いて、手のひらで顔を包み込むようにして、フェイスラインから左右の鎖骨までリンパを流すイメージを持ってマッサージしていきましょう。そして最後に、首を両手で包み込むようにし、後ろから前へ優しくマッサージしてあげます。これを3セット行いましょう。

二日酔いの朝・肌のたるみにも効果のあるマッサージになります。

朝起きてお肌を整える際に習慣づけると良いでしょう。

圧は強すぎてはよくありませんので、やさしくこする程度がベストです。

                         

豊かな食生活で身体の中からキレイに

美しく健康的な生活を日々送るには、食事できちんと栄養を摂る事が大切です。体内に栄養が送りこまれないのでは、せっかくのマッサージやツボ押しをしても、細胞の新陳代謝は良くならず、肌にハリやツヤを取り戻すのは難しくなります。

バランスの取れた食事を摂るのは勿論ですが、食事と一緒に薬効成分を摂るのも大切です。

市販のスパイスを調理に加えてみたり、生のままのフレッシュなハーブティや乾燥ハーブをブレンドするなど、身体をきれいにしてくれるハーブを取り入れるようにしましょう。

また、漢方は、言うなれば「食べる薬」です。体質に併せた生薬をブレンドできるのが大きな魅力とも言えます。生薬の匂いや味が苦手という方は、市販のカプセルに詰めて飲むと良いでしょう。

料理でおなじみの生姜・山椒・胡麻なども実は漢方なのです。

私たちは日々の食事で知らず知らずのうちに身体によい物を取り込んでいるのですね。

漢方やハーブ、野菜などに含まれている栄養素を知る事で、栄養に対する興味も湧いてきます。

豊かな食事は、気持ちも豊かにしてくれます。延いては自分自身も美しくしてくれるでしょう。

ぜひ豊かな食生活を意識して、身体の内側からキレイになっていきましょう。

                                    

足のむくみ

体内の古い水分は、静脈やリンパ管に吸収されて最終的には汗や尿として体外へと排出される仕組みになっています。

リンパ等がうまく流れていない場合、肩こりを始め様々な不調につながることも多いため、早めに解消することをおすすめします。

むくみは、血液やリンパの流れが滞り、余分な水分が回収されず、皮下に溜まった状態をいいます。そして最もむくみやすいのはふくらはぎであるとされています。

長時間立っていたり同じ姿勢が続いたりして、足がむくんでいる時は、「湧泉(ゆうせん)」というツボがおすすめです。

これは、足裏にある「万能のツボ」とも称されるツボです。

水分の代謝や血行を良くし、疲れや怠さの解消にもおすすめなのです。他にも「水分(すいぶん)」「三陰交(さんいんこう)」「足の三里」などのツボも有効ですよ。

今回は最初にあげた「湧泉」のツボをご紹介します。

湧泉は、エネルギーが湧き出て全身の疲労を回復させてくれるツボとされています。新陳代謝を促し、血行を良くします。ツボの見つけ方ですが、足の第2指(人差し指)の骨をかかと方向にたどって少しくぼんだ所にあります。胡坐をかくような姿勢をとり、ツボを親指の腹で足先に向かって押し上げます。左右同様に3~5回ほど押してあげましょう。

また、むくみ自体の解消には「足のリンパマッサージ」が効果的でしょう。膝の裏側には「膝窩(しっか)リンパ節」というところがあります。足首のふくらはぎを下から上へ、手の平で脚を包むようにしながら優しく圧を与えながら流していきます。仕事中などに足のむくみを感じた時は、着衣の上からさするだけでもすっきりしますよ。これを左右各10回ずつ行うと良いでしょう。

このような足のむくみ、原因の1つは実は靴にある事も。「足は第二の心臓」などと申しますが、足首を動かす事でリンパのポンプ機能を果たしています。

おしゃれな靴も履きたいと思いますが、靴を選ぶ時は、足首がよく動く柔らかい靴底の靴を選ぶ事も大切ですよ。

                          

美脚をつくる

美脚チェックをしてみましょう。

鏡の前に立ち、脚を揃えてみてください。左右の脚の間に隙間があり、太もも・ひざ・ふくらはぎ・内くるぶしの4点だけが付いているのであれば、あなたは美脚の持ち主だと言えるでしょう。

ここで言う美脚というのは、脚の各部位にバランスよく筋肉のついたむくみのない脚です。特にふくらはぎというのは重要でしょう。

「腓腹筋(ひふくきん)」がふっくらとし、足首がキュッとしまっていると、美脚の印象を与えます。

しかし、ふくらはぎ周辺はむくみやすく、脂肪の付きやすい部位である為に、太く見えてしまいがちなのです。ツボ押しとリンパマッサージでむくみを解消し、ふくらはぎの筋肉の代謝を高めるウォーキングを併せて行う事がおすすめです。

それではまず、ふくらはぎのリンパマッサージからご紹介しましょう。椅子に座り、左足をやや前に出します。両手で左くるぶしから「三陰交(さんいんこう)」のツボを通り、そこから内側のふくらはぎへマッサージします。

内くるぶしから「三陰交」を通り、今度は外側のふくらはぎへ同様にマッサージします。これを両足それぞれ3回ずつ行うと良いでしょう。

アキレス腱あたりはもみほぐすと効果的です。

さて、先ほど登場した「三陰交」というツボについてご紹介します。リンパマッサージとはまた別で、三陰交のツボを押して刺激してあげると良いでしょう。

めまい・むくみ・手足の血行などに効果があるツボです。場所は足首の少し上、脚の内側にあります。内くるぶしの中心に小指の端を当て、ひざ方向に指幅4本分上がった所に位置しています。

ツボ押しの際は、脚をつかむようにして骨のキワに親指を当て、骨の内側に指を入れ込むようにして押しましょう。左右同様に行い、片足それぞれ3~5回ずつ押しましょう。

                    

太もものリンパマッサージ

キュッと引き締まり、むくみのない美脚は女性の憧れる姿の1つだと言えるでしょう。勿論適度な運動も大切ですが、併せてツボ押し・リンパマッサージのセルフケアを行う事で、美脚を目指していきましょう。

今回は特に、太ももに焦点を絞ってご紹介していきたいと思います。太ももやふくらはぎはむくみやすい箇所になります。もしかしたら、あなたの脚はむくんでいるせいで、実際よりも太く見えてしまっているのかもしれません。

脚のむくみの原因の1つに、リンパの滞りがあります。

リンパが滞ってしまうと、水分や老廃物の代謝が悪くなってしまい、水分が体内に留まってしまうのです。

「太もものリンパマッサージ」でリンパの流れを良くすると、滞っていたリンパは流れ始め新陳代謝が良くなります。そうすると太ももがスッキリする事でしょう。

脚のリンパは、浅いリンパ管・深いリンパ管が多く存在している場所です。座り仕事の多い人は、リンパが滞りやすく、むくみがちです。

美脚をつくるには、まず、「下から上に向かって」軽くさすったり、圧をかけながらマッサージするなど、圧の強弱を替えながらリンパ管の「浅」「深」両方にアプローチしていく事がポイントです。

マッサージでは、太ももの裏側から圧を与えながら後程説明する「承扶(しょうふ)」というツボを通り、お尻までマッサージしていきます。次に、太ももの表側から圧をかけながら、お尻までマッサージしましょう。

お尻に手を置いたら、そけいリンパ節まで更に流します。通っているリンパの流れを意識すると良いでしょう。

左右の脚を同様に行い、それぞれ5回ずつ行うようにしましょう。太ももの美脚づくりではツボ押しも効果的です。

先ほど少し触れた「承扶」のツボについてご紹介していきます。承扶は美脚のツボと言えます。

他にも、背中・腰の痛み・座骨神経痛や膀胱炎にも効果が期待されます。お尻の下にできる横ジワの中間にあるのが承扶のツボです。左右のお尻の山の中心から下した線と、お尻の下の横ジワが交わる部分に位置しています。

中指の腹をツボに当てて、お尻を持ち上げるように押しましょう。左右同時に、3~5回押しましょう。これらのセルフケアは脚のむくみを取り除き、引き締めてくれます。

仕事の合間お手洗いに行ったとき、朝起きて身支度する時、寝る前に等、習慣化づけると良いでしょう。